こんにちは、ふゆです。
最近読んだ「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」の影響を受け、食生活を見直しています。
本記事では「超一流の食事術」とはどんな食事術なのかをご紹介し、私が実践できそうだと思ったことをまとめていきたいと思います。
目次
超一流の食事術とは?
「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」では、著者であるヘルスドクターのアイザック・H・ジョーンズさんが実際に実践している食事法を紹介しています。
世界中のセレブや企業経営者など、数万人のクライアントが効果を実感したそう。
どんな食事術か簡単にいえば、
①砂糖を控えること(糖質を控えること)
②「良いアブラ」を積極的に摂ること
「良いアブラ」を摂るいちばんの目的は、最終的に私たちの体を、私たちの体を糖質でエネルギー源として使う「シュガーバーニング」(糖質燃焼型)の状態から、脂質をエネルギー源として使う「ファットバーニング」(脂質燃焼型)の状態につくり変えていくことです。
(「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」より引用)
著者の主張をまとめると
- 人間には糖質と脂質の2種類のエネルギータンクがある
- 人間の体は本来、糖質による「シュガーバーニング」には適しておらず、「ファットバーニング」に合わせて作られている。
- そのため「シュガーバーニング」が主流である現代では糖尿病やうつ病、がんなどが増えており、「ファットバーニング」に体を変えることで、これらの問題が改善されていく。
これらの内容について、具体例などを交え丁寧に説明されています。
少し難しい部分もありましたが、要は糖質を控えて良いアブラを取った方が体に良いんだ!ということはよくわかりました。
砂糖(糖質)控える
「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」では砂糖(糖質)を控えるように提唱しています。
砂糖は何となく体に悪いことは理解できますよね。
糖質も最近は糖質制限ダイエット、炭水化物ダイエットが流行したこともあり、摂りすぎては太る原因になることは理解できます。
糖質を摂るとインスリンが一気にスパークして上昇し、その分減る時も急激な勢いで減ります。
そのため、糖質をエネルギー源とする「シュガーバーニング」では、血糖値がいつも上下し、細胞に供給されるエネルギーも安定せず、脳の機能や脳のエネルギーレベルも安定しません。
本書には糖質が体に良くないこと、なぜ人間は「シュガーバーニング」が主流になって、アブラが悪いという誤解が生まれたかなどが説明されています。
良いアブラとは?
では「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」で積極的に摂取をすすめている良いアブラとは、具体的にはどのようなアブラなのか。
油には様々な種類があります。(本の中では詳しく説明されています)
「超一流の食事術」では良いアブラの具体例としてすすめている理想の組み合わせ方が紹介されています。
1日に摂っていただきたいアブラは、たとえば次のような4種類です。
ギー(あるいはグラスフェッドバター)【飽和脂肪酸】
バージンココナッツオイル(あるいはMCTオイル)【飽和脂肪酸】
エキストラバージンオリーブオイル【不飽和脂肪酸・オメガ9】
亜麻仁油(あるいはヘンプシードオイル)【不飽和脂肪酸・オメガ6&オメガ3】
(「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」より引用)
これらを偏りなく、目安として1日の合計で男性は8~10テーブルスプーン(1テーブルスプーン=15グラム)、女性は6~8テーブルスプーンを摂るとよいと紹介しています。
また、トランス脂肪酸や複雑な加工処理がされているサラダ油やキャノーラ油は「悪いアブラ」なので避けたほうがいいとされています。
トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングに含まれていたり、液体のアブラ(植物油)を高温で熱したときにトランス脂肪酸に変化してしまうそう。
揚げ物を食べていることで、知らず知らずのうちにトランス脂肪酸を摂取していることになります。
「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」ではバランスよく「良いアブラ」を摂ることを推奨していますが、特におすすめされているのがギーです。
私はこの本を読むまでギーを知らなかったのですが、ギーとはインドなどの南アジアで昔から食用に使われていた乳脂肪製品で、バターよりも健康的なアブラです。
最近注目されているアブラですが、まだまだ日本では手に入りづらく、少し高級なスーパーかネットで購入することができます。


そのほか「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」では、良いアブラと悪いアブラの見分け方や、アブラの詳しい説明、摂取方法などが紹介されています。
実践できそうな事をまとめる
解説も丁寧にされており、説得力もあった「超一流の食事術」ですが、実際に完璧に実践するにはハードルが高いように思いました。
良いアブラを摂ることはできても、砂糖を控えることは難しそうです。
世の中、甘い誘惑が多いですもんね。
著者のクライアントの方も、始めは苦労されていたようです。
そもそも私は健康に対し「楽しく無理なく続けること」をモットーにしています。
苦労なくして健康は手に入らず・・かもしれませんが、自分が苦だと感じないことから実践していきたいと思っています。
【すぐに実践できそうな事】
- 料理で極力砂糖を使わない
- ご飯の量を減らす
- 良いアブラを積極的に摂取する
- お菓子を買わない
料理で極力砂糖を使わない
料理で極力砂糖を使わないように工夫することはできそうです。
みりんやはちみつ、甘酒で代用します。
ただし、ケチャップやマヨネーズなど、これらの調味料にも砂糖は使用されています。
砂糖不使用の無添加のものは値段も高く、保存期間も短いものが多いです。
完璧に砂糖を遮断することは難しそうですが、工夫次第で減らすことはできそうです。

ご飯の量を減らす
ご飯の量を減らすこともできそうです。
ただ、たまには丼ぶりものを食べたくなりそうですが、それは仕方ない!
とりあえず、日々のご飯を減らしていきたいと思います。
早速、お茶碗を子供サイズに変えました!
ご飯の量を減らしたい方は、お茶碗のサイズを変えると自然にご飯の量も減らせるのでおすすめです!
良いアブラを積極的に摂取する
良いアブラを早速購入し、日々の食事に取り入れています。(ギー、ココナッツオイル、アマニ油、エクストラバージンオリーブオイル)
ただし、良いアブラも値段が高い!!
お味噌汁にアマニ油を入れたり、ドレッシングをオリーブオイルやアマニ油で手作りしたり、ギーはバター代わりに、ココナッツオイルはサラダ油代わりに使っています。
でも個人的にココナッツオイルの風味が苦手・・。
ココナッツオイルは続かないかもしれません・・。
お菓子を買わない
お菓子は買いません!
常にお菓子が家にあって当たり前の環境は変えたいと思います。
節約にもなるし一石二鳥です!
ただお土産などでお菓子をいただくことや、友人と遊んだときに一緒に食べることもあります。
そういった時に、お菓子を食べないことは難しそうです。(というより、食べたい!)
超一流の食事術を実践するのは難しい
健康的なものをそろえるにはお金がかかります。
「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」では、お財布にもやさしい(医療費が安くなり、収入が増え、サプリなどを買う必要もなく、空腹感に襲われなくなるため食費がセーブできる)と紹介されていましたが、なかなかそれを実感できるところまで行くことは難しそうです。
お米代やお菓子代を浮かせて、良いアブラ代や無添加の調味料代に変えていくことができれば、お財布へのダメージも減らせそうです。
また「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」では、8時間以内に一日の食事をすべて終えて、残りの16時間は何も食べないというプチ断食を紹介していました。
このプチ断食をすることにより、スムーズに体を「ファットバーニング」に変えられるそうです。
本当なら、私もやりたいところですが・・
子供と三食一緒に食べている今の生活では、なかなか実践するのは難しそうです。(子供を言い訳にしているかも・・)
効果を確実なものにするためには、本の通りに実践したほうがいいと思います。
しかし、完璧にできないからといってあきらめるのはもったいない!
私は私にできることからやっていこうと思います。
まとめ:できることから食生活を見直そう!
「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」を読んで、健康に対する姿勢が変わりました。
健康に関心がある方にはぜひ読んでいただきたい本です。
私もできるところから食生活を改善していきたいです!