こんにちは、ふゆです。
株を始めたばかりのころは、わからないことがわからないほど、わからないことがたくさんありますよね。
私は株を始めるにあたり、株の保有数ってどれぐらいがいいのだろうか?と疑問に思ったことがあります。
結論からいいますと、当然ですがその人や投資スタイルによって適正な保有銘柄数は異なります。(そもそも明確な答えはないと思います)
ですが自分の適性保有銘柄数を見極めるためにも、本記事では保有銘柄が多い場合と少ない場合のメリット・デメリットを私なりにまとめました。
あくまで投資歴が浅い私の見解ですが、少しでも保有銘柄数を考えるうえで参考になれば嬉しいです。
目次
保有銘柄数が多い場合
そもそもいくつぐらいが保有銘柄数が多い部類なのかはわかりませんが、個人的な意見で10以上銘柄数があれば、多い方なのかなと思っています。(本当に個人的見解で何も根拠がありません!)
保有銘柄数が多い場合のメリット
まずは保有銘柄数が多い場合のメリットをみていきましょう。
リスク分散できる
保有銘柄数が多い一番のメリットは、リスク分散ができるという点にあります。
1つの銘柄に投資するより、多くの銘柄に投資したほうが、リスクは分散できます。
たとえ1つの企業が倒産したとしても、他の企業が好調であればカバーできる可能性があります。
【関連記事】【株初心者向け】少額投資でも分散投資を!リスク分散をしよう
株初心者向けにリスク分散についてまとめた記事です。特に初心者はリスク分散すべきだと考えています。

株主優待を効率よく受けられる
株主優待を効率よく受けるメリットもあります。
株主優待を受けるためには、最低単元数が決められています。
銘柄によっては100株保有していても200株保有していても優待内容が同じ場合があります。
株主優待を目的として投資するならば、各銘柄の株主優待が受けられる最小単元のみ保有するという方法が一番効率がいいです。
個人的な印象では株主優待目当ての投資家さんは、保有銘柄数が多い傾向にあると思います。
保有銘柄数が多い場合のデメリット
もちろん銘柄数を多くすることのデメリットもあります。
管理が大変
保有銘柄数が多い分だけ管理することが大変になります。
自分がどの企業に投資しているのか、把握できなくなる可能性もあります。
例えば保有銘柄が多く管理できていないことで、企業の業績が悪化していたり、株主優待が改悪・廃止になったとしても、それに気づかず売るタイミングを逃し、結果株価が暴落して大損してしまうこともあるかもしれません。
リターンも分散してしまう
またリスク分散をしている分、リターンも分散されることになります。
例えば1つの銘柄の株価が高騰して多額の利益が出たとしても、100株保有しているのと1000株保有しているのでは、受けられるリターンが1桁違います。
売るタイミングの選択肢が少ない
保有銘柄数が多いと、1つの銘柄に最小単元だけ投資する(100株が最小単元なら100株だけ保有する)ケースが多いと思います。
最小単元だけ保有している場合、売るタイミングが取りづらいかもしれません。
もし200株保有していたら、株価が急騰したときに100株だけ売って、100株は保有し続けるという選択ができます。
しかし100株だけの保有ですと、基本的には売るか売らないかの2択だけしか選択肢がありません。
1つの銘柄に複数単元株数保有していた方が、売るタイミングの選択肢が増えるのです。
保有銘柄数が少ない場合
個人的な感覚では、5銘柄以下だと少ないかなという印象を受けます(これもまた根拠はありません!)
基本的に保有数が少ない場合のメリット・デメリットは、保有数が多い場合の反対になるので、こちらは簡単にまとめていきます。
保有銘柄数が少ない場合のメリット
- 管理がしやすいため、企業の異変に気付きやすい
- 複数単元保有していると、その分リターンも大きい
- 売るタイミングの選択肢が多い(部分売りができる)
優良(だと思った)企業を見つけた場合は、下手に分散して他の微妙な企業に投資するよりも、優良企業にある程度集中したほうがいいのかもしれません。
分散を心掛けすぎて保有銘柄数を増やす事ばかりが目的になってしまい、納得のいかない銘柄に投資するのは、本末転倒(使い方あってるかな?)ですよね。
保有銘柄数が少ない場合のデメリット
- 1つの銘柄にリスクが集まってしまう(リスク分散しにくい)
- 保有単元数によっては株主優待の受け取りに効率が悪いことがある
保有銘柄数が少ないと、やはり1つの銘柄の株価が悪化したときに、資産全体に対する影響が大きくなってしまいます。
初心者の適正保有銘柄数は?
あくまでも個人的な意見ですが、初心者は投資資金も少額である傾向があるので、できるだけ多くの銘柄を保有して分散したほうがいいと思っています。
ちなみに株歴1年半、現在の私の保有銘柄数は7つです。(他海外ETFを1銘柄保有しています)
6つが最小単元の100株ずつ保有で、1つは単元未満株で30株のみ保有しています。
1つの銘柄は最小単元(もしくは単元未満株)で保有し、株価もできるだけ20万円以内のものを購入しています。
単純に投資資金が少ないので、これぐらいになっていますが、今は保有銘柄を買い増しするよりは、異なる銘柄に投資していきたいと考えています。
ちなみに投資開始1年後の時の保有銘柄はこんな感じでした。

株を始めたころは、どの企業が優良企業なのか、判断が難しいです。
それなので経験が浅く、投資資金が少ないうちは、できるだけ分散を心掛けたほうがいいと思っています。
経験を積んで、投資資金も増え、これは優良企業だ!と思う銘柄に出会えてから、買増ししていけばいいかな~と思います。
まとめ:自分の適性保有数を見極めよう
本記事では株初心者向けに保有銘柄数の多い・少ないについて考えをまとめてみました。
資産総額や投資資金、それぞれの投資スタイルによってもちろん適正は異なりますが、少しでも考える材料になれたら嬉しいです。
【他にも株初心者向けの記事を書いています】
株を始めるにあたり、いくらからはじめたらいいのか、投資金額の決め方についてまとめた記事です。

初心者が気を付けるべきことを自分の戒めも兼ねて書きました。

適正保有銘柄はわかりませんが、銘柄数は多ければ多いほど良いと考えています。
銘柄選択のときに優良企業を見極めることの方が大切かなと感じます。
あと戦略にもよりますが私は基本的に売らない方針の方が安定的に利益になると考えています。(優待、配当)
今チェック銘柄として28銘柄みていますがなかなか落ちてきませんね。うかつに購入してしまわないようにがんばっています^^;
私も基本的には保有銘柄は多くしたいと考えています。
今は資金的に一つの銘柄を買い増しして複数単元保有することが厳しいので、資産が増えてきてから高配当銘柄に関しては買増ししていこうかなと思っています。
28銘柄もチェックしてるのですね!
私も欲しい銘柄がいくつもあるので、買い急がないようにしたいと思います!