こんにちは、ふゆです。
株などの投資には必ずリスクがありますよね。やはりリスクはできるだけ減らしたいもの。
私が投資するにあたり、大切にしているのがリスク分散!
まだまだ投資歴は浅く、投資資金も少ないですが、自分なりにリスク分散したいと考えて投資しています。
本記事ではリスク分散の大切さをまとめると同時に、私が実践しているリスク分散の方法をご紹介します。(個別株中心です)
投資歴の浅いひよっこの私の意見ですが、少しでもリスク分散について考えるきっかけになれば幸いです。
目次
リスク分散とは ~なぜリスク分散が必要なのか~
投資に「絶対」はない!
リスク分散とはその名のとおりリスクを分散すること。一つに集中させないことです。
株などに投資する際、一つの投資対象に資金のすべてを投資してしまうと、その投資対象がダメ(倒産、暴落など)だった時に、資金の多く、時にはすべて失ってしまうことになります。
しかし、資金をより多くの投資対象に分けて投資をすることで、一つがダメでもほかのものがよければ、その一つの失敗をカバーすることができます。
投資の世界に「絶対」はありません。
プロでも失敗するときはします。初心者ならばなおさら失敗はつきものです。
そのためリスク分散は自分の資産を守る為に、重要な手段だと考えています。
たくさんの取引を経験する
初心者はできるだけ多くの取引の経験を積むことが大切だと思います。
「買わなくても株価などを見て勉強するからいいや」と思うかもしれませんが、株を実際買うのと買わずに見ているだけでは、得られるものが全然違います!
実際に買って、保有して、時には売ることで、取引の緊張感やドキドキ感などを体験し、メンタル面を鍛えることも重要なんです。
また実際に取引することで、株の勉強にも熱が入ります。習うより慣れよです!
少額でもできるリスク分散(個別株)
リスク分散の重要性はわかっても、資金が少ないから多くの銘柄を買うことは難しいのでは?と思うかもしれませんね。
私の投資資金は少ないですが、少ないなりにリスク分散を心掛けて投資をしています。
5万円以下で買える株を中心に探す
そもそも株っていくらぐらいで買えるの?と疑問に思っているかもしれませんね。今では5万円以下で買える株が数多くあります。
たとえばみずほ銀行(8411)は30年3月時点で2万円前後で買えます。
私は株を始めたころはできるだけ5万円以下で買える株を購入していました。
投資資金が少ないうちは、できるだけ少額で買える株を探して、銘柄数を増やすことでリスク分散を心掛けるといいと思います。
単元未満株を活用
株の取引は通常、単元株数ごとで取引をします。最小単元が100株ならば100株から買います。
しかし証券会社の中では単元未満株といって、最小単元に満たない数の株の売買ができます。
証券会社によって呼び方が異なり、S株、ミニ株、プチ株といった呼び方もあります。
証券会社により売買できる株数は異なりますが、SBI証券ですと1株から購入することができます。
例えば、1株1000円の株で最小単元が100株の場合、通常取引だと1000円×100株で10万円の資金が必要になります。
しかし1株から購入できるとなると、1000円あれば株が購入できます。
私も以前トヨタ自動車(7203)の株を2株だけ持っていました。(現在は売却済)
日本の大企業の株価はどのように動くのか興味があったし、配当金の利回りがよかったこともあり購入しました。
トヨタ自動車の株価は高く、とても100株保有する資金力はありませんでしたが、このように資金が届かない企業の株でも、単元未満株を活用すれば購入することができます。
希望する金額で売買できないこともありますので、注意してくださいね。
異なる業種の株を買う
基本的に同じ業種の企業は、景気によって同じような株価の動きをする傾向があるようです。
そのため同じ業種の株ばかり保有していては、その業種がダメージを受けたときに、株価の下落に耐えられなくなります。
例えば自動車の輸出産業をしている企業は、円安のときは株価が上昇する可能性が高まりますが、反対に円高のときは株価が落ち込んでしまう可能性が出てきます。
そのため自動車関連の株ばかり保有した場合、リスク分散しているようであまり分散できていないという結果になることがあります。
特に資金が少なく多くの銘柄に投資できない場合は、異なる業種に投資することを心がけることも大切だと思います。
投資信託やETFを利用する
先ほどは個別株でのリスク分散についてお話しましたが、実は少額でも簡単にリスク分散できる方法があります。
それが投資信託やETFです。
投資信託は聞いたことがあるかもしれませんが、ETFって何?と思うかもしれませんね。
私も実際、株を始めてしばらくの間はよくわかりませんでした。
ETFとは個別株と同様に上場している投資信託のことです。
1つのETF商品を購入すると多くの企業に投資できるので、簡単にリスク分散ができます。
ただし投資信託もETFも運用コストがかかるので、そのコスト面も考慮して選ばなくてはいけません。
関連記事⇒【ETF初心者向け】おすすめの本紹介&ETFを買う時にチェックするポイントを考えました!
私がETFを始めたばかりのころに書いた記事です。ETFを買うときにチェックすべきポイントをまとめました。

リスク分散のデメリット
リスク分散のメリットばかり述べてきましたが、もちろんデメリットもあります。
リスクを分散するということは、リターンも分散しているということです。
購入した株価が上昇したとしても、100株保有している場合と1000株保有している場合では利益がまったく異なります。
リスク分散をすることで、大きなチャンスを逃すかもしれないのです。
私も株を始めた当初に単元未満株として30株だけ買った株が順調に上昇していて、「100株買っておけばよかった」と後悔しています。でも、「損はしていないからいいや!」と自分を慰めています・・。
まとめ:初心者こそリスク分散を!
一発当てたい!今すぐ資産を増やしたい!という方でない限り、リスク分散をすることは安定的に資産を増やす方法として有効であると思います。
少ない投資資金でもできるだけ分散したいものですね。
【他にもこんな記事を書いています】
①30万円から株を始めた私の経験談~30万円あれば投資はできる!~
私は30万円から株を始めました。初期資金として30万円は私にとってちょうどいい金額でした。

株を始めるならば、株価の暴落の時のことも想定しておきたいものです。
