ROEの目安は10以上?ROAって?ROEについて学んで保有株をチェックしてみた

こんにちは、ふゆです。

私は高配当株や株主優待株を中心に少額ですが株式投資を行っています。

 

私は指標の1つであるROEをよくチェックするのですが、ROEは10以上あればよし!と思っていました。

ROEは自己資本利益率のこと。企業が自己資本に対してどれだけ利益を生み出しているかわかる指標です。

ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100

 

投資歴約3年。

少しレベルアップをすべく、ROEについて掘り下げて、自分のメモがてらまとめてみました。

私と同じく株初心者より一歩レベルアップしたい人の参考に少しでもなれば幸いです。

ROEの目安は10以上?

様々な投資本やネット記事を見て、ROEは10以上あれば優良企業!という意見が多かったので、私もなんとなく、ROEは10以上あればOK!と思っていました。

 

例えば上記の本では、バフェット流はROEは15以上あればよく、10以下の企業には投資はしないと記されています。

ちなみに、アメリカ企業のほうがROEは高い傾向にあり、日本の方が低いので、なかなかROE15以上の日本企業を見つけることは大変かもしれません。

米国企業のROEの一例(記事作成時点)

  • Amazon:27.83
  • ジョンソン&ジョンソン:25.51
  • アップル:50.61

 

東証一部に上場している企業は2153社ですが、

  • ROE10以上は595社
  • ROE15以上となると241社です。

(記事作成時点、SBI証券のスクリーニング調べ)

 

ROEが10以上の企業は約1/4なので、その点からは目安としてはいいぐらいなのかな?なんて思ったりもします。(完全に感覚的)

 

とはいえ、

  • 割合的にROEが10以上
  • みんながそう言っているからROEが10以上

が目安だと思っていしまっているので、もう少し掘り下げてみたいと思います。

ROEが低くても優良企業!??

ROEが高い=稼ぐ力がある優良企業!だと思っていました。

もちろん稼ぐ力がわかる指標ですが、あくまで指標。

数字だけではわからないこともあります。

 

ROEが低いからといって、必ずしも優良企業ではないとは言い切れません。

例えば、企業が新事業や成長のために、新しく工場を構えたり、新たな人材雇用したりすると経費はかさみます。

利益も新事業が軌道に乗るまでは伸び悩み、”効率的に稼ぐ”ということが難しいことは容易に想像できます。

新規事業などに挑戦している、成長に期待ができる企業ならば、ROEが低いのは一時的なものかもしれません。

つまりROEが10以下だから優良企業ではない!と決めつけると、成長の可能性がある企業を見逃していることになるかもしれないのです。

ふゆ
ふゆ
成長の可能性がある企業を見つけることができたら苦労しないけどね・・

 

一方、ROEが高いからと言って必ずしも稼ぐ力がある優良企業!でもないようです。

ROEを高くしようと思うと

  • 分子である純利益を高くする
  • 分母である自己資本を低くする

ということになります。

 

利益が高くなる分には素晴らしいのですが、分母の自己資本に関しては

  • 自社株買いを行う
  • 配当金を多く出す

などといったことで低くすることができます。

 

つまり、自社株買いや記念増配といった一時的な増配によって、一時的にROEが高くなっている可能性があるのです。

ふゆ
ふゆ
数値はあくまで、目安になって参考になるけど、もっと深く企業について調べなきゃ、わからないこともたくさんあるってことね!

ROEと合わせてチェックしたい!ROAとは

ROEと似た指標でROAというものがあります。

ROAとは総資産利益率のことで、

ROA(%)=当期純利益÷総資産×100 で求められます。

企業が保有している資産を利用してどれぐらい利益を上げているかを示す指標です。

 

ROEとの違いは

  • ROEは分母に自己資本
  • ROAは分母に総資産

という点です。

 

総資産は自己資本に加え、借入金などの他人資本も含まれます。

つまりROAの方がROEよりも広い視点で企業の稼ぐ力を見る指標と言えます。

ふゆ
ふゆ
ちなみにROAは5%が目安だそう。でもこれはいくつかのネット記事を調べて載っていた目安で、本などは見ていないですので参考程度に・・ 

 

ROAは借金なども含めていますが、ROEは借金は含まれていません。

例えば、

  • A社=純利益10億円、自己資本100億円、他人資本(借金)400億円
  • B社=純利益10億円、自己資本200億円、他人資本(借金)0円

の企業の場合、

  • A社のROEは10%、ROAは2%
  • B社のROEは5%、ROAも5%

となります。

ROEだけ見るとA社の方がいいですが、その一方A社には他人資本(借金)が400億円もあり、A社のROAは2%と低いです。

B社はROEは5%と低いですが、他人資本がないため、ROAも5%、借金がないだけ財務基盤は安定しているように見えます。

実はROEが高いけど、他人資本が多い!なんて可能性もあるので、単純にROEだけ見るのではなく、ROAや借金(有利子負債)をチェックする必要があるなと思いました。

保有株のROE・ROAをチェックしてみよう!

ある程度ROEについて調べてきたので、保有株のROEやROAについてチェックしてみました!

とはいえ、私の保有株たち。ROE10以上目安に選んできたので、指標上は優秀です。

銘柄名(証券コード) ROE ROA
クリレス(3387) 7.1 5.1
KDDI(9433) 15.5 14.5
三菱UFJリース(8593) 9.4 1.5
みずほ(8411) 1.0 0.3
コメダ(3543) 18.0 11.5
JT(2914) 14.3 10.0
オリックス(8591) 11.6 3.4
ヘリオステクノ(6927) 14.8 12.9
TOW(4767) 14.9 15.1

※記事作成時点19年度のデータ、SBI証券より

ROEもROAも低いみずほフィナンシャルグループ(8411)

私の保有株で一番ROEとROAが低いのはみずほ(8411)です。

みずほは高配当だし、大手だし、株価低いし・・という言った理由が大きく、保有しています。

正直言ったところ、銀行などの金融株の指標の味方がよくわからなくって・・(*´Д`)

とりあえず、同業他社で比べてみました。

銘柄(証券コード) ROE ROA
みずほ(8411) 1.0 0.3
三菱UFJ(8306) 5.4 0.4
りそなHD(8308) 8.3 0.4
三井住友(8316) 6.9 0.6

 

・・・みずほが一番低い。

ROAはどこの銀行も似たような形で低いですが、みずほのROEは特に低いですね。

ふゆ
ふゆ
みずほが低いことはわかったけど、なんで低いのかはわからない・・。

優秀!KDDI

私の保有株の中でも数値がいいのがKDDIです。

同業他社で比べてみるとこんな感じ。

銘柄(証券コード) ROE ROA 有利子負債
KDDI(9433) 15.5 14.5 1,517,643
NTTドコモ(9437) 12.0 13.4 50,000
ソフトバンク(9434) 40.8 11.4 4,635,944

携帯会社は稼げるのでしょうか。どこも高ROE、高ROAです。

一見、ソフトバンクが一番ROEが高くみえますが、有利子負債も一番多く、ROAは一番低いですね。

 

ちなみに私がこの3社の中でKDDIを購入した理由は

  • 連続増配企業で高配当、株主優待あり
  • ソフトバンクは自己資本比率が低めで有利子負債も多めだし、上場して間もないからちょっと様子見
  • ドコモの財務基盤は魅力的だったけど、連続増配株と株主優待が欲しかったからKDDI!

高ROE、低ROAのオリックス

オリックスはROEは11.6と高めですが、ROAは3.4と低めです。

有利子負債が多いのかな?と思い、こちらも同業他社と比べてみました。

銘柄(証券コード) ROE ROA 有利子負債
オリックス(8591) 11.6 3.4 4,448,993
三菱UFJリース(8593) 9.4 1.5 4,427,812
東京センチュリー(8439) 12.7 2.2 3,055,491

 

よく見たら保有株の三菱UFJリースも同様の傾向。

ふゆ
ふゆ
リース会社だし、こんなもんなのかな。

まとめ:本当にROEやROAを理解できるまでは程遠い・・

ROEやROAについて調べてまとめてみましたが、実際分析して活かそうと思うと難しい・・

ちょっとはレベルアップしたかな。

でもわからないことだらけで、余計わからなくなりました・・(笑)

 

 

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