こんにちは、ふゆです。
私は高配当株や株主優待株を中心に少額ながら投資をしています。
そう思っておりまして、ステーキ宮なら家からいける範囲にあるからいいんじゃないかと思い、調べてみました。
するとステーキ宮で使える株主優待をゲットするには
- アトム(7412)
- カッパ・クリエイト(7421)
- コロワイド(7616)
という3つの銘柄の選択肢があることがわかりました。
そこで本記事では、ステーキ宮での株主優待を得るために、アトム・カッパ・クリエイト・コロワイドのうちどの銘柄を購入すべきか、比較して検討してみました。
投資歴3年ちょっとのまだまだひよっこ投資家の私がまとめますが、私と同じく株主優待でステーキ宮を堪能したい!と思う方の参考に少しでもなれば幸いです。
※2020年1月時点のデータです。株主優待内容や各種データは最新版をご確認ください。また投資は自己責任でお願いします。
アトム・カッパクリエイト・コロワイドの株主優待内容をチェック
まずは3社の株主優待の内容からチェックします。
3社とも単なる”ステーキ宮での食事券”ではなく、グループの飲食店で使える株主優待ポイントが付与されます。
なのでステーキ宮以外のグループの飲食店で使えるので、使い勝手はいい株主優待だと思います。
- 1ポイント=1円で使用可能
- 有効期限は1年
- ポイントで各種ギフト商品を購入可能
株主優待ポイントの使い勝手は3社とも共通のようですが、ポイント付与数が異なります。
ポイント数 | 最低獲得株数 | 権利確定月 | |
アトム | 2000ポイント | 100株 | 3月、9月 |
カッパ・クリエイト | 3000ポイント | 100株 | 3月、9月 |
コロワイド | 20000ポイント | 500株 | 3月、9月 |
※コロワイドは10000ポイント×2回
詳細は各会社の株主優待のページでご確認ください
一見、コロワイドの20000ポイントが断トツに見えますが、株主優待を獲得するには500株の保有が必要です。
現在のコロワイドの株価(20万以上)からすると100万円以上投資しなくてはいけないので、私的にはコロワイドは選択肢から外れました・・。
アトム・カッパ・クリエイト・コロワイドの各種指標をチェック
続いて私がよくチェックする指標をチェックして、比較してみます。
アトム | カッパ・クリエイト | コロワイド | |
株価 | 1,015 | 1,512 | 2,261 |
市場 | 東証二部 | 東証一部 | 東証一部 |
売上高(19年3月) | 51,934百万円 | 76,158百万円 | 244,360百万円 |
営業利益(19年3月) | 1,599百万円 | 629百万円 | 4,082百万円 |
配当利回り | 0.2% | 0.33% | 0.22% |
配当性向 | 49.4%(18年3月) | 171.2%(19年3月) | 87.4%(19年3月) |
予想PER | — | 84倍 | 147.78倍 |
ROE(19年3月) | -2.4 | 1.2 | 1.2 |
ROA(19年3月) | 5.5 | 2.5 | 1.2 |
自己資本比率 | 48.2% | 42.8% | 13.3% |
有利子負債 | 4,674百万円 | 5,739百万円 | 100,260百万円 |
※データはSBI証券より
※アトムの予想PERと2019年3月の配当性向は–の表示でした(また表記されたら更新します)
私が気になった点をまとめますと
- アトムだけ東証二部
- 売上高順だと①コロワイド②カッパ・クリエイト③アトム
- 営業利益だとカッパ・クリエイトはアトムよりも低い
- すべて配当利回りが低い。配当性向も高い。
- すべて営業利益率も低く、ROE、ROAも低い。
- すべてPERが高い
です。
ちなみに私の理想は
- PER:15以下
- ROE:10以上
- ROA:5以上
- 自己資本比率:50%以上
- 営業利益率:10%以上
- 配当利回り:3%以上
- 配当性向:50以下
配当金目的で投資するときはこれらを目安にしていますが、株主優待目的だとなかなかこの水準で探すことは難しいと感じています。
正直、指標で見ると3社とも魅力は感じません・・・。
投資をするならば”株主優待目的”ということである程度割り切って投資しないといけないなと思いました。
まとめ:買うならアトムかカッパ、でも今は買わない
ステーキ宮で株主優待使えたらいいな~と思って調べましたが、今すぐ買おう!という気にはなれませんでした。
500株保有しないと株主優待が得られないコロワイドは選択肢から外し、投資するならアトムかカッパかな~と思いますが、どちらも正直安心して買えないなと私は思いました。
配当利回りが悪く、指標から見ただけですがとても儲かっている企業とも思えないため、完全に株主優待目的になります。
株主優待が改悪または廃止されたときに全く保有する意味のない株になってしまうので、もし買うならばそうなってもあきらめがつくぐらいの株価まで下がってから買おうと思います。
今回調べてみて、自分が納得できない銘柄に投資してステーキを食べるより、納得して買った銘柄の配当金でステーキを食べたほうがいいな・・と思ってしまいました(*´Д`)