こんにちは、ふゆです。
私は子供2人と夫と暮らす4人家族のワーキングマザーです。
そんなどこにでもいるようなアラサーママですが、2年半ほど前から株式投資を行っています。
このように思う人も多いのではないでしょうか。
その通り、「投資は怖い」です。
でも「投資は怖い」ということを十分理解したうえで投資を行うことが大切で、必要以上に恐れるものではありません。
本記事では
- 投資って本当に怖いもの?
- 投資は怖いと思いつつも、株をやってみたい人向けの守り対策
などについて書いていきます。
私は投資は確かにリスクがあるので「怖い」ですが、超低金利の今の時代、資産形成に必要なものだと思っています。
投資歴の浅い私の意見ですが、参考にしていただけると幸いです。
目次
投資は本当に怖い?!
リスクをコントロールしてできるだけ抑えよう
株式投資などの投資はリスクがあります。お金が増えることもあれば、減ることもあります。
一生懸命貯めた100万円が50万円に減ってしまうかもしれませんし、ゼロになってしまう可能性もあります。
怖いですね。
しかし、この「リスク」はある程度、自分でコントロールすることができます。
投資の世界も他の世界同様、基本的にはハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンです。
- 大儲けしよう!
- 短期間で稼ごう!
このように思うとリスクが高くなり、結果大きな損をする可能性も高くなります。
大きなリターンを求めるのであれば、それなりにリスクをとることになるのです。
投資を始めるうえで一番怖いのが、怪しい投資話にのって騙されてしまうということ。それだけは避けたいですね。
上記のような大きなリターンを求めるのではなく、資産運用の1つとして少しずつ資産を増やしていくことを目標にすれば、それほど怖くないかもしれません。
- 何十年後に3%ぐらい増えていればいいな
- 株価は上がらなくてもいいから配当金や株主優待をもらいたいな
できるだけリスクを抑えることを心がけることによって、投資とうまく付き合っていくことはできるはずです。
大切なことは自分の身の丈にあった投資を行うこと。
「これならできそうだ」と思える投資を見つけて行うことで、投資に対する恐怖心も柔らぐと思います。
銀行に預けていれば安全!?
そうはいっても、投資は元本割れの可能性があります。
一方、銀行に預けていれば、元本割れをしないので安全と思うかもしれません。
確かに、短期的に見れば安全かもしれません。
しかし銀行に預けていても、物価リスクがあります。
物価リスクとは物価が上がってしまい、今と同じ値段で同じものが買えなくなるということ。
物の値段は永久に同じわけではありませんよね。ガリ〇リ君も値上がりました。
数十年後は100円でも買えない時代が来るかもしれません。
物価上昇=通貨(お金)の価値が下落
つまり、今銀行に預けているお金の価値は、数十年後も同じお金価値だとは限らないのです。
また昔は銀行に預けていただけでそれなりの利息が付き、お金が増えため、わざわざリスクを冒してまで投資を行う必要はなかったかもしれませんが、今は超低金利時代。
銀行に預けていただけではお金は増えず、ましては価値が下がる危険性もあります。
そのため、投資を必要以上に恐れるのではなく、しっかり学んだうえで行うことが大切だと思います。
投資はお金持ちがするもの!??
そう思うかもしれませんが、私はお金持ちではありませんけれども、株をしています。
今では100円から投資ができる証券会社もありますし、最近ではポイントで投資ができる証券会社もあります。
★SBIネオモバイル証券・・Tポイントで株が買えます
★楽天証券・・楽天ポイントで投資信託が買えます
毎月数千円から投資信託を購入している人もいます。
今は政府がNISA(つみたてNISA)やiDeCoなどの制度を整え、一般庶民にも投資を浸透させようとしているので、投資は少しずつ身近なものになっていると思います。
いきなり多額の資産をつぎ込むことは絶対にやめたほうがいいですが、投資に興味があるならば少しずつ挑戦してもいいのでは?と思います。
- 投資はリスクがあるから怖い!でもそのリスクはある程度コントロールできる
- 銀行に預けていても物価リスクがあるから100%安全ではない
- 今では少額で投資もできるし、ポイントでも投資ができる!お金持ちのためのものではなく、昔よりは身近なもの
「投資が怖い」なら守りの投資家を目指そう!
確かに投資は怖いものですが、必要以上に恐れるものではなく、上手に付き合っていきたいものだと考えています。
「投資は怖い」と思いつつも、できるだけリスクを抑え、少しずつ投資の恩恵を受けていきたいなと考えております。
続いてはそんな私の守りの対策をご紹介します!
少額で投資をする
まず投資を始めるならば、少額で始めることをおすすめします。
私は30万円からはじめました。
30万円にした理由は様々ですが、メンタル的な理由としては「勉強代としてあきらめがつく金額」というものです。
投資=勉強だと思って、学校に行くとすると1年~2年で30万円ぐらいはかかるかなという考えのものと、30万円なら勉強代として払えるかなと思いました。
関連記事⇒【株初心者向け】株を始めるのはいくらからがいいのか
投資を始めるにあたり、投資金額を決める考え方をまとめた記事です。いくらから投資を始めようか迷っている方におすすめです。

よく投資資金は株価が下がっている時期でも安心して眠れる金額に抑えなさいと言われています。
株価が気になって気になってしょうがないくらい多くの資金を投資すると精神上よくありませんからね。
先ほどもご紹介しましたが、ポイントで投資を始めるのも1つです。
無理のない投資資金の金額を考えてみてください。
現金比率をあげる
投資を行う上で、現金など元本保証がある資産と株などのリスク資産の割合を考える必要があります。
若いうちは比較的リスクをとって株などのリスク資産を多くもってもよいと考えれらていますが、私は株などのリスク資産は今のところ全資産の20%以内に抑えるように心掛けています。(私はアラサーです)
投資を積極的に行っている人は、給料の余剰金のほどんどを株に投資したり、むしろ現金:株=20:80ぐらいのリスクをとっている人もいます。
確かに、若いうちに多くの株を保有して複利の力を利用した方が資産は早く増えていきます。
でも初心者や保守的な考えの人がそこまで攻めたらメンタルがもちません。
私は現金比率が高いからこそ(精神が)安定して投資ができていると思っています。
全体の資産が増えてから、徐々に投資の割合を増やしていこうと考えており、総資産額が少なく、ライフイベントでお金を使う予定がいくつかあるうちは欲張らずに現金の確保していきたいと思っています。
投資資金と現金の比率について考えた記事です。私は暴落時のメンタルを考えて現金比率が高めです。

株価暴落のシミュレーションをしておく
株価が暴落したときのシミュレーションをしておくことも大切です。
リーマンショックのように、株価暴落は突然起こります。そしていつ起こるかわかりません。
私自身投資歴が浅いのでリーマンショックは経験していませんが、経験者の方の話を聞くとやはり恐ろしいものだったんだなと想像できます。
投資を行う以上、株価暴落で資産激減の事態は避けられないものだと思っていた方がよさそうです。
そんなとき、どうすれば耐えられるのか・・。経験がないので机上の空論になりますが、しっかり想定しておく必要があると思います。
関連記事⇒初心者でもできる!株価の暴落に耐えるための3つの対策
具体的にどんな対策ができるのか、初心者なりの意見です。

NISAやiDeCoなどの非課税枠を利用する
通常、株で出た利益の約20%は税金で引かれてしまいます。
しかし今ではNISAやiDeCoなど、利用すれば非課税になる制度があります。
せっかくリスクを負って利益を出したのに、20%も税金でもっていかれたくないですよね。
NISAやiDeCoをフルで利用することによって、節税しながら投資をすることができます。
まずは非課税の範囲内だけと決めて投資に挑戦してもいいと思います。
中長期保有で配当金や株主優待を狙う
投資が怖いと思っている人にとって、株価の上下が気になりすぎるとメンタル的にあまりよくないと思います。
そもそも株式投資で利益の得るパターンとしては、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類あります。
キャピタルゲイン:株価の値上がり益。株価が低い時に買って、高い時に売ることで利益をえる。
インカムゲイン:配当金や株主優待による利益。株を保有することでもらえる。
株価の値上がり益であるキャピタルゲインを狙うとどうしても株価が気になってしまい、
「株を買ったらさらに下がった。もう少し待ってから買えばよかった・・」
「売った直後に株価が値上がりした・・」
と後悔することも多いです。
一方インカムゲインは保有し続けることによって利益を得ることができますので、株価が上がろうが下がろうが基本的には保有する戦略になります。(もちろん、場合によっては売却しますが)
そのためインカムゲイン狙いの方が、キャピタルゲイン狙いよりも株価が気にならなくなります。
理想は一度買ったらしばらく株価をチェックしなくても安心できる状態がいいですね。
買ったら放置してインカムゲインを狙うという戦略をとると、比較的安定した投資ができると思います。
ただし、投資額が少ないうちはインカムゲインの恩恵を感じにくいです。資産が増えるスピードもゆっくりです。
それでも欲張らずにとにかく安定的にと考えるのであれば、インカムゲイン狙いをおすすめします。
リスク分散を心掛ける
リスク分散も大切です。
1つも銘柄に集中して投資をするのではなく、多くの銘柄に少しずつ投資をした方が、1つの銘柄の株価や業績が悪化したときに、他の銘柄でカバーできる可能性があるからです。
また、個別株(一つの企業に投資する)よりも投資信託などのパッケージ商品を選んだ方が少額でより多くの企業に投資できるので、簡単にリスク分散ができます。
つみたてNISAをうまく利用して毎月一定額、投資信託を積立するのもいいと思います。
関連記事⇒【株初心者向け】リスク分散はなぜ大切なのか?少額投資でもリスク分散できる!
少額の投資資金でも工夫次第でリスク分散できます。初心者で保守派の方は徹底してリスク分散をすることをおすすめします。

まとめ:投資は怖い、だからうまく付き合おう
怖いと思われがちな投資も、守りを固めることによって比較的安定的に運用していくことは可能だと思います。
でも投資は怖いからやめようと思うならば、無理して行うものでもないと思います。
怖いけど勇気をもって投資をしてみようかな・・と思うのならば、やはり少額から、現金貯金をある程度確保してから行うことをおすすめします!
しかしながら、「投資は怖い」という気持ちがなくなってしまうことが一番怖いことだと思います。
投資は怖い。だから守りを固めよう、リスクができるだけ低い投資先を選ぼうという考え方が大切だと思います!
★私はSBI証券で株を始めました。株を始めるならば、ネット証券がおすすめです。
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初心者向けに気を付けたほうがいいことをまとめました。保守派の私が書いているのでこちらの心得も保守的です。

投資に興味があるならば、若いうちから始めたほうがいいと思っています。
